人類が誕生してから、長い間しばらく人々は自然の中で生活をしていました。
だから、自然の中に行くとほっと安らいだりするんですね。
私も自然が好きで、木がとても好きです。
幼い頃から、木のおもちゃで遊んでいたり、両親が山好きだったりしたことから、とても自然に木でモノを作るようになった気がします。
そんな木のことを少しでも知ってもらえて、好きになってもらえたらいいなぁ・・・と思います。
材料は、主にメープル・クルミ・ウォールナット・桜の4種類の木を使って作っていますが、手に入ればいろいろな木で作ります。
ぜひ興味を持って頂けたら嬉しいです。
同じ木でも、ひとつひとつ、木目や色合いが違うので、その違いも楽しんでみてくださいね。
[メープル・・・カエデ科/北米・ヨーロッパ産]
材は硬めで、重みがあるので、衝撃に強い木です。その点加工は困難です。硬いけれど、色合いは、優しいクリーム色で、木目もあまり激しくないので、柔らかい印象のある木。艶もあるので、気品もあります。樹液を絞ると、メープルシロップが取れる木です。カナダでは国を象徴する木として国旗に葉っぱがデザインされてますねー。
[クルミ・・・クルミ科/日本産]
材は軽く柔らかく、色合いも茶褐色で、優しい雰囲気のある木。加工はしやすい木です。暖かい印象があるので、手彫りするとほっこり和む感じがでます。手彫りが映える木ですね。
☆余談ですが、かわいい実の「クルミ」の意味は、黒い実の意味、くるくる転がる実 の意味だそうです。リスが転がしながら食べているの想像すると微笑ましい気持ちになりますよね。
[ウォールナット・・・クルミ科/北米・ヨーロッパ産]
外国産のクルミ。材は、やや重く、強度と粘りがあります。加工はわりとしやすいのですが、時々すごく硬い部分もあります。木目が美しく、時々見られる紫色から茶色にかけて色のグラデーションにうっとりです。艶もあるので、人気が高く、チーク、マホガニーと共に「世界三大銘木」のひとつに数えられる木です。年月が経つほど、金色を帯びた茶色へと変化していきます。
[サクラ・・・バラ科/日本産]
日本人に最もなじみのある木ですね。材は、硬く、やや重みもあります。加工は困難です。なかなか彫れないので、刃物泣かせな木です(笑)その分粘りがあり、強い。色合いは、ほんのり赤みがあり、艶もあります。最初は、白っぽい木も年月が経つにつれて、どんどん赤みと艶が増してきますよ。これは、私だけかもしれないけど、加工中に桜の葉のいい香りがして、なんだか癒されます。桜餅を思い出すんです。
そのほかに、 トチや神代ニレ、セン、タモなどの木も使ったりします。
特に、木の石ころでは、様々な木を使っています。
例えば、屋久杉や土佐杉、ヒノキなどの針葉樹もあったり。
ヒノキは特にいい匂いがしますよ。
作品によって使っている木が異なりますので、気軽にお問い合わせください。
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